展示会レポート:CYPRESS社 – Embedded Technology/IoT Technology 2016

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CYPRESSブース全体

Embedded Technology/IoT Technology 2016 のCYPRESS社ブースのレポートです。

やはりというか、CYPRESS社ではBluetooth関連製品に力が入っていました。Bluetoothの中でも、同社ではBluetooth Low Energy(BLE)ソリューションに注力されています。

今回の展示ブースでも、10円玉サイズのソーラーパネルで稼働するBLE Beaconを展示しており、Bluetoothの通信端末とセットした製品やBLE Beaconを5枚セットしたものを当イベントでも出展しているChip1Stopのブースで販売されていました。

Solar-Powered BLE Sensor Beacon

Solar-Powered BLE Sensor Beacon

同社のBLE製品(モジュール)を採用することで、Bluetooth認定プロセスが不要となるため設計開発から市場への投入までの期間やコストを圧縮する事ができる点が大きなメリットだと言えます。

参考記事:Cypress 無線規格認証取得済みの小型PRoC BLEモジュール製品を発表

また、同製品は今回のET/IoT Technology アワード 2016のIoT Technology 優秀賞にも選ばれています。
参考:ET/IoT Technology アワード 2016受賞社が決定

コンシューマ製品の事例としては、CASIO社のSmart Outdoor Watch “WSD-F10”が展示されていました。こちらの製品にも、同社のBluetoothテクノロジが生かされています。

製品事例CASIO Smart Outdoor Watch

製品事例CASIO Smart Outdoor Watch

以前から、CASIO社ではCYPRESS製品が採用されており、同社のTrueTouchタッチスクリーンコントローラーを採用したフリースタイルカメラ EX-FR10があります。小型化と省電力という相反する製品は、同社の得意分野であり同社の製品を採用するウェラブル系のメーカーが益々増えてくるのではないでしょうか。

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