FAQコーナー)マーケティングにまつわる疑問に答えるよ!

シェアする

記事、動画、ウェブセミナー、セミナー
会費500円/月 
入会はこちらまで

スポンサーリンク

レンブラント・ファン・レイン「賢者の対話」

今回は、実名制Q&Aサイトの「Quora」に掲載されている質問10件に答えてみました。(※多少編集を加えています)


質問)
なぜマーケティングが必要なのですか?

回答)
マーケティングが必要か否かというよりも、企業活動においてマーケティングが無ければ成り立たない時代になったと捉えるのが正しいと思います。BtoCの側面としては、顧客の多様性やモノ余り時代からターゲット顧客とのコミュニケーションが上手くいかなくなってきていること。BtoBの側面としては、企業規模の拡大や組織が複雑化、取扱商品も同様に複雑化している中、正しい顧客に正しいタイミングで適切な情報を提供するというコミュニケーションが難しくなってきたのです。

いずれにせよ、日本だけがマーケティング後進国に成ってしまっていると言っても過言ではありませんし、その上で成り立つデジタルマーケティングにおいても活用出来ているとは、とても言えない状況です。


質問)
マーケティングについて、一般の人が誤解していることは何ですか?

回答)
一番の誤解は、マーケティングを営業のような職域だと考えていることです。マーケティングは経営だと言われているとおり、会社全体を横串して活動を進めていかなければ高い効果は得られません。

マーケティングの言葉の定義も日米の差があり、正しく理解するには正しい文献から学んでいくことをお勧めいたします。


質問)
見込み顧客を魅了し、新規顧客にする最良の方法は何ですか?

回答)
見込み客を魅了することは、見込み客にとっての課題や関心事に深く刺さる製品やサービスがあり、それらを提供する組織が一体となって顧客の体験価値を上げていく必要があります。

そのため、最良の方法という点においては、顧客のインサイトを深く知り、顧客の成功、つまりカスタマーサクセスを考えた上で進めていくことが求められています。特にBtoBにおいては、必要性が高まってきている傾向にあると考えております。


質問)
費用の掛からない効果的なマーケティング方法は何ですか?

回答)
マーケティングの基本的な概念だけでも理解すると、どのような施策が効果的かの検討がしやすくなります。というのも、ご質問されている”効果的なマーケティング方法”という言葉から想像すると、マーケティングそのものがHow、つまり方法論として捉えているところに誤解を生じさせる危険性があると感じたからです。

そもそも、マーケティングは概念であり、方法または手法のような手立てではないからです。仮に、あなたが経営者では無く、担当者と言うことであれば、担当領域から考えてみるのが早いかも知れません。

しかし、その場合においても、マーケティングの全体像として概念くらいは理解しておくと良いでしょう。


質問)
旧来のマーケティングとデジタルマーケティングの違いは何ですか?

回答)
マーケティングをデジタル化することで、マーケティングそのものを強化・進化できるという考えが正しい理解につながると思います。つまり、別物として捉えるのでは無く、マーケティング活動という広範囲に及ぶ概念に対して、デジタルが強化・進化させるという考え方です


質問)
デジタルマーケティングについて実践的に学ぶにはどうすればいいですか?

回答)
デジタルマーケティングを学ぶためには、まずは、マーケティングの概念を理解した上で進めていくといいでしょう。まだまだ、多くの人が誤解しているマーケティングの概念を正しく理解することが、後のデジタルマーケティングへの理解度が高まるからです。


質問)
デジタルマーケターの必須知識は何ですか?

回答)
あなたの役割から考えて、必要な知識を求めていくと良いと思います。しかし、これからマーケティングを学び、マーケターになりたいという場合は、マーケティングの全体像を知っておいた上で、デジタルマーケティングを学ぶと良いでしょう。


質問)
デジタルマーケティング学べるオススメのオンライン教材は何ですか?

回答)
現状で言えば、デジタルマーケティングのオンライン教材は、個別のツールや特定領域のものが多く見受けられます。まずは、大まかにマーケティングの概念を学習した上で、デジタル化することの意味を理解すると学習効果が高いと思います。


質問)
デジタルマーケティングに是非活用すべき無料のリソースは何ですか?

回答)
ハウスリストとウェブサイトです。

ハウスリストとは、企業活動の中で展示会やセミナー、ワークショップなどで集めた名刺(顧客リスト)情報のことです。このリストを活用しながら、顧客の状況に応じたコンテンツを提供し続けることで、あなたの顧客となり得る顕在顧客を見出すのに非常に役に立ちます。

商品は、販売した時点で価値が転移してしまいますが、ハウスリストは使い続けていくことが出来ますし、そこで信頼が得られている限りは永遠と価値を生み出すので、マーケティングを実施する上で最も重要なものの一つと言えます。

ウェブサイトは、製品情報だけでなく、顧客の課題を解決するための情報をコンテンツとして制作し、お客様の関心を引きましょう。

商品情報だけの時と比較して、購入前だけではなく、これから検討する顧客層まで、幅広くリーチする事が出来ます。


質問)
コンテンツマーケティングで、初心者がしてしまいがちな間違いは何ですか?

回答)
自社の製品やサービスの紹介だけをしてしまうことです。

ウェブサイトにお客様を呼び込むには、お客様の課題や関心事を理解したうえで、それらの回答になるようなコンテンツを用意しなければ、誰の目に触れることのないコンテンツになってしまいます。

例えば、マイクロソフト社のExcelという表計算ソフトで考えてみましょう。

お客様は、誰一人も「Excelしたい」と思って、この表計算ソフトを購入しているのではありません。アンケートの集計をしたいからExcelを使いたいとか、支出の計算を行いたいからExcelを使いたいとか、お客様が抱えている課題があるはずです。

それらを解決するために、あなたの製品やサービスが役に立つのだとすれば、訴えるべきところは製品やサービスの紹介ではなく、どのような事に役に立つのかを書くべきではないでしょうか。(※製品紹介が不要だと言っているわけではないですよ)

記事、動画、ウェブセミナー、セミナー
会費500円/月
[su_button url=”https://marketingtoday.jp/index.php/membership-join/membership-registration/” background=”#f25a33″ color=”#ffffff” size=”10″ icon=”icon: check”]入会申請[/su_button]

marketingtoday_contents_ad

シェアする