マーケティングは経営である
マーケティングは、経営そのものである。このマーケティングに関する知識や情報をあなたにお伝えするため、Maketing Todayは刊行された。
しかし、あなたの会社が置かれている状況は、マーケティングをうまく実施できているとは、とても言えないのではないか。
例えば、世界初や業界No.1など言葉だけは元気なプレスリリース、機能や性能だけが向上し顧客ニーズからは遠く離れた新製品、製品の良さだけを伝えるオレオレ広告、見込み客には何ら響かない細かすぎるカタログ的コンテンツ、大量に抱えたマーケティングリードは歴代の担当者の数だけ増え続け、営業部に渡されたリードは引き出しの奥に丁重に保管されている、そのような光景は想像に難しくない。
マーケティング活動を阻害する要因
これらの混乱を来している理由は、マーケティングは全社、つまり部門横断的に活動するべきものだという理解が無いことに起因する。部門横断的に対応しなければ、マーケティングという取り組み自体が上手く機能しない。
多くの経営者、または担当者に至るまで、マーケティングはマーケティング部という部署でやるもの、つまり単独の部署で完結できるものだと考えている。これが、マーケティング部に混乱を来し、あなたの活動を大きく妨げている。
当然の事ながら、あなたは経営者ではない。
しかし、それでも、あなたはマーケティングの知識や知恵を得るべきで、それらをあなたの同僚や部下に伝えることを止めてはならない。なぜなら、マーケティングを取り入れていない企業には、あらゆる脅威が待ち構えているからだ。
今そこにある脅威
既に海外企業の多くは本格的にマーケティングを取り入れ、半世紀以上立っている。それらの知識やノウハウをデジタル化し、インターネットの時代に即したツールとして活用している。それらの多くが日本企業が独占していた市場を侵食し、シェアを奪い取っている。
日本とは違い、広大な土地、様々な人種や言語、多様な文化に多様な考え方がある。それら、多くの人々の課題や関心事に刺さるコミュニケーションを実施しなければならないのである。
これまでの通り一辺倒な情報提供しかできない日本企業の多くはシェアを奪われており、回復の兆しすら見出せていない。それらに加えて、スタートアップ企業などによるディスラプションによる業界変動の脅威が加わっている。
また、顧客のニーズの変化も要因の一つだ。インターネットやデバイスの発達、新興企業によるサービス提供の在り方が大きく変わり、それに合わせるようにして顧客ニーズが変化してきている。所有から使用へ変化してきていることも、大きな流れのひとつであり、クラウドサービス、サブスクリプション、シェアリングエコノミーなどの言葉に代表されるものである。
明日の未来のために
これらの脅威を感じ共感を得た人々とともに、会社全体を動かして行くであろう世代と一緒に、マーケティングを広めていく流れを作っていくことが重要である。
多くの人々にマーケティング知識やノウハウを共有し、広げていくことでしか変わっていく手立てはない。あなた一人だけがマーケティングの知識を知り得てたとしても、何ら変化は起きないのだから。
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